ブルーベリーの栽培を始めて1年。
今年は少ないながらブルーベリーを収穫することができ、生食で完熟した実の「甘さ」「香り」「酸味との調和」を楽しむことにしていますが、次なる目標は「加工」です。ブルーベリー加工品の代表といえば「ジャム」ですが、果たして僕は「手作りブルーベリージャム」を作ることができるでしょうか?
来る日に備えてブルーベリージャムを作ってみる
たくさん取れたらどうしよう?自分でジャムを作ったことがない僕がそんな場面に出くわせばきっとうろたえるに違いない。じゃあ、今のうちにジャムを作れるよう練習しておけば良いじゃないか!
といった、心のやり取りがあったかどうかは忘れましたが、とりあえずジャムを作ってみることにした。材料はネットでレシピを調べて調達。次の4つのものを揃えればOKだ。
ブルーベリーの実(冷凍可)
これがないと始まらない。今回は練習なので市販の冷凍ものを調達した。180gで287円(税込み)と結構良い値段しましたが、もし、ブルーベリーを販売することがあれば100gあたり300円が相場とも聞いたので、そういった意味では安いのかもしれない。ちなみにこれはアメリカ産でした。
砂糖(グラニュー糖)
ジャムを作る場合、甘さの調整のほかに、保存性を高めるためにも砂糖が必要です。糖度は高いほど日持ちします。今回は教科書どおりグラニュー糖を用意しました(税込み258円)。他にも代用できる糖類はあると思います。
使用する量はブルーベリー100に対して40くらいを目安に。
180g×40%=72g
レモン汁
レモン汁の役割はジャムに「とろみを付ける」こと、「出来上がりの鮮やかさ」を作り出すため「酸味を追加すること」などがあります。「ペクチン」という成分が効果的に作用します。
Aコープで買ったレモン果汁です(税込み298円)。
保存用の瓶
ジャムといえば瓶ですが、保存性を考えると、脱気してほぼ密封状態を維持することが重要です。当然、カビや細菌が繁殖しないように最初は熱湯で消毒する必要があります。画像は市販のブルーベリージャムの瓶です。旧柳田村のブルーベリージャム瓶も持っています。
ブルーベリージャムの製造工程
とりあえずジャムの作り方を見ながらトレースしてみます。
1.鍋にブルーベリーを入れ、加熱する。
最初にやることはブルベリーを加熱することです。今回は冷凍ブルーベリーを使用しましたが、そのまま弱火で加熱していくと、段々水分が出てきます。概ね水分が出たところで中火にして焦がさないように混ぜ続けます。
さらに砂糖とレモン汁(大さじ1)を加えて煮詰めていきます。
2.容器(瓶)の煮沸消毒
以前購入したブルーベリージャムの空瓶を使いたいと思っています。ブルーベリーを加熱しながらコッチも加熱を10分くらい。ちゃんと熱湯で消毒しないとカビが生えちゃうそうです。
3.ブルーベリージャムを瓶詰め
とりあえず10分煮詰めた。とろみがついてきて出来上がったジャムを瓶に注ぎます。
出来上がりの量が少なくて瓶の3分の1程度。スカスカでした。一応、脱気処理は上手くいったつもりですが、果たしてジャムは何日持つのだろうか・・・。
ブルーべりジャム製造における反省点
とりあえずネットを参考にしてブルーベリージャムを作ってみました。
手順はシンプルで意外なほど簡単にできたと思ってます。味と保存性を確認できれば、当初の目的は達成です。後はたくさん実がなることを祈るばかりです。