いよいよ5月、茎や葉が盛んに生長し果実は結実から肥大する時期です(教科書)。
ブルーベリーの受粉は順調に進んでいるようなので一安心ですが、次のステップはできた実を守る仕組みづくり、つまり「防鳥網の設置」が急務となっているわけです。多少暇があるゴールデンウィーク中には完成させたいものです。
とりあえず現在の栽培エリア(6m×2m)をカバーできる大きさが必要だ。実際にどんな程度の防鳥対策を施すか、詳細は今から詰める必要があるし、今後拡張することも含めて設計したいと思っている。後は予算との兼ね合いだ。
防鳥ネット設置に関する仕様
防鳥ネットを設置するにあたって、まずは必要な機能(仕様)をザックリ整理してみることにした。こういったことは些細なことでも書き留めておくことが重要だと思う。
- アスファルト駐車場で栽培するブルーベリーの実を鳥から守る
- 栽培面積(6m×2m)をネットで囲い込んで隔離する
- 天井ネットの高さは2mで良いと思う
- 強風に耐えられる強度が必要なので支柱には単管を使う
- ネットはスズメの侵入も防げる15mm網目
- もしかして防風ネットでも良いんじゃない?
- ネットの色はなんとなく青色を想定している。次点は白
- 栽培エリアを広げることも想定して拡張性があると良い
- ネットの固定はらくらくパッチン止めで
- 一人で組立・設置ができるかな?
なんとなく見えてきた防鳥ネットの仕様、こいつらを満足する資材を探しにいかなきゃならねぇのな。とりあえず設計図を書いたらホームセンターへGO!
設計図と調達資材
とりあえず、最近覚えた『Jw_cad』で骨組みの設計図を下のように書いてみた。
骨材となる単管の寸法は柱が2m×6本を固定ベース(緑)の上に設置、長辺の梁が3m×2本、短辺の梁が2m×3本で接点は直交クランプ(黄)で繋げることを想定している。
6m×2m×2mの防鳥設備が完成する予定だ。
現場で施工できるか確認すると少し懸念材料が出てきて、地面がアスファルトで雨水排水用の勾配がついているために固定ベースが鉛直方向に対して少しズレることや、場所によってレベルが違うことで発生する歪みみたいなものが気になる。そうかといって、今後拡張の可能性も考えると水平をとったりレベルを合わせるような手間はかけてられない。
あくまでも「仮設」だしな。考えてもキリがない。
単管パイプ
外径Φ48.6mmの単管を買った。一般的なやつで柱や梁の機能を果たします。
3mが4本と2mが9本。3mのものは長いので自分の車には載らないことが判明。配達は可能なんだけど有料なのと、配達してくれるのは今日じゃない。うーむ。
さらに話を聞いていくと、実は2tトラックを無料で借りれることが判明した。それを早く言いなさいませ。
最初の1時間だけ無料。家まで20分なので降ろす時間を考慮しても楽勝だ。結構使えるぞホームセンター!
固定ベース
単管パイプを支えるための資材で柱の数だけ必要(設計図では緑色の箇所)。残念ながら高さを調整できません。今回の設計では6個使います。
ボンジョイント
3mのパイプ同士を直列に継ぐのに使用します。厚労省によると、足場用の継手としての使用が禁止されているらしいです。以下、引用です。
最近、建設現場においてボンジョイントを使用したことによる死亡労働災害が発生しております
ボンジョイントとは?
単管足場用の継手金具として使用される部材です。本体のカラーに取り付けられているねじを回すに従い、ほぞ部が広がり、単管の内側にほぞ部が圧着することにより抜け止め機能が働く構造のものです。
抜け止め機構が圧着方式であり、その他の抜け止め機能がないことから、引張強度が極めて低く、「鋼管足場用の部材及び附属金具の規格」(労働省告示第103号)を具備していません。
このため、ボンジョイントを単管足場用の継手金具として譲渡したり、貸与すること、又は、ボンジョイントを単管ジョイントとして使用することは、労働安全衛生法違反になります。
決して、ボンジョイントを単管足場用の単管ジョイントとして使用しないよう、ご注意ください。
みんな気をつけてね。今回は足場じゃないから大丈夫。
直交クランプ
単管を直角に繋ぐときに必要な資材(設計図では黄色の箇所)。とりあえず12個必要。
その他
筋交いを入れて補強する場合には「自在クランプ」が必要。その場合は1m程度の単管をさらに買い求めることになる。
柱になる単管の腐食防止に「キャップ」も必要だろうか。
単管組立作業を行いたいが
ゴールデンウィークには骨組みだけでも設置をしたいのだけど、色々と用事があってなかなか組ませてもらえない。できれば複数人でやりたいしなあ。てゆうか、一人で組むのは無理ゲーな気も。。。
続きは「防鳥ネット設置計画②」を期待してくれ!
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