夏越対策、できる限り省力化したいが何すりゃ良い?

栽培記録

8月です。

今年は7月からずっーと暑くて、毎日最低1回~2回水やりを続けています。1度サボったときにスパルタンの元気なシュートが一気に萎れて、そのまま死亡という経過もあって1日たりとも気が抜けない。いわゆる水奴隷状態。

とはいえ、丁寧にやれば1回30分もかかる水遣り。ずっと気を使うのは精神的にも体力的にもこれ以上無理だっ!!!こっちが参ってしまう。

したがって、このテーマ「夏越対策」については省力化に向けた検討をすべきだ、と考えてるわけです。

遮光ネットで株を守りきれるか?

良く考えれば今年の夏は殆ど雨が降っていないし、殺人的な日差しが毎日続く。日差しは半分でも良いくらいだ。

ちょうどそんなとき、ちょうど良いサイズの寒冷紗(2m×5m)を特価で手に入れたのだった。早速セットしてみるとこんな感じだ。

寒冷紗は2m×5m。栽培エリアは1.8m×6mなので少々足りないが、画像下側は昼過ぎに日陰になるため、ブルーベリーにとって快適ゾーン。したがって遮光は不要なのである。

この寒冷紗、遮光率40%と結構太陽をカットしてくれるものの、まだまだ暑い。感覚的には60%くらいは遮光しても良い感じだ。2枚重ねるとどうだろう。透過光率から計算。透過光は遮光の逆なので、

60%×60%=36%

2枚重ねなら遮光率64%ということになる(←合ってる?)。ということを考えつつも、特価寒冷紗は1枚しかないので、今後も要チェックだ。1日1回の水遣りを基本にしつつ、ちょこっと忘れても何とかなる的な状況。これで何とか夏を乗り切りたい。

用土配合の見直し

現在自分が使用している用土は、ピートモス・籾殻が1:1で構成されていてとても水はけが良く気に入っていたんだけど、夏になると4号~6号ポットの容量ではアッという間にピートモスが乾いてしまう。乾ききったピートモスは水を弾いてしまうため、水やりしても殆ど水分が残らない。このせいで水切れして死んでしまう幼苗が続出してしまった。

水はけ最優先で入れた籾殻が完全に仇となってしまったのである。

籾殻は「タダ」で「簡単に手に入り」かつ、「水はけが良くなる」理由で50%配合していたが、常に水切れを心配しなければならないことから、配合割合を見直すことにする。多くても25%程度だろうか?

用土については構成や配合割合に拘る人たちが多い。地域性や資材調達能力が個々で異なるので、僕の場合は教科書どおりを基本にしつつ、今後も試行錯誤を続けてみたいと思っている。今のところで大事にしたい要素を優先順位で並べれば次のようになる。

  1. 夏に水切れの心配が無い
  2. 水はけと通気性の確保
  3. 出来るだけ酸性側
  4. そこそこ重い

今年大失敗した緑枝挿し

昨年はあまりにも簡単にできたので今年大量に挿した緑枝挿しですが、思った以上に成績が悪く、発根して枯れずに残っているものは全体の10%程度。成功率90%強を目指していたのでこれは大誤算だった。そして増やしたいと思っているノビリス(T-100)は全滅寸前だ。

原因は地上部の乾燥だと思っている。もっと熱が篭らず湿度を保つ対策が必要になる。というか、明るければ日陰でも良さそうな気がするなー

ということで、今のところの試行錯誤で分かってきた緑枝挿しで大事にしたい要素を書いておく。優先順位じゃなくて必須項目ということになるかな。

  • 高温注意(蒸し焼きにしない)
  • 用土が清潔である(未使用ピートモスなど)
  • 地上部の湿度を高め維持(蓋など)
  • 挿し穂は密集させ過ぎない
  • 出来るだけ触らない・動かさない
  • 根腐れ注意

昨年よりシュートが沢山あるのでまだまだ挿すことは出来るものの、休眠挿しに回す分を確保するため、これ以上は採取しないことにした。

自動給水装置の検討

水やりが自動化できれば最高なんだよなー

屋外の水道蛇口を使って自動給水を行うことを考えてみるものの、今後どのくらいブルーベリー鉢が増えるか、栽培エリアや間隔がどのくらいになるのか全く想像できないので、装置はフレキシブルな機構がベストなんだけど、いきなり大掛かりな仕掛けを自作するほど勇気がない。何せやり始めたら性格的に後戻りできない気がするのでね。

この辺は次回以降の課題としておきます。欲しいなー自動給水装置。

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