ブルーベリー挿木苗を室内へ移行する「テスト栽培」 2017年11月

栽培記録

ラビットアイの挿木苗の生育を見守っているわけですが、地上部の伸長が思った以上に緩やかで、それは気温が低いせいだと思っている。一方で根の方の生長はそこそこしっかりと進んでいて、第1弾の鉢上げ組は鉢の外周部分まで届いていた。

今日から11月。木枯らしも吹いた後で気温もグッと低くなってきたので、さすがにこれ以上の生長は期待できないかもしれないなあ。

とそんな時に、挿木苗の室内栽培を思いついた!

挿木苗を室内で越冬、「甘やかし栽培」

十分な挿木苗のストックがあって且つ、お気に入り品種3種を室内に移行する。

屋外でボカシ肥料を振っていたいこともあって、虫などの微生物はあまり持ち込みたくないので、用土を入れ替えてから室内へ。と同時に、有機物を分解する微生物達も失われることになるので、当面は液肥を与えていく方針だ。

鉢は通気性を重視して7.5cmのスリットポットを使う。基本となる用土は、ピートモス6:籾殻4の割合。籾殻を一定量入れることで水はけが飛躍的に良くなり、乾燥気味に育てることで根の伸長を促す作戦だ。室内ならば水をやることだってそれほど億劫ではない。

水やりは基本EC1.0のハイポニカ養液を十分に与えた後、しっかり水を切る感じで。

ティフブルーの鉢替え

ということで、今日の作業記録はティフブルーの鉢替えの様子を。

  1. 根の伸長が確認できる苗を選抜
  2. ポットから苗を抜き、籾殻入りピートモス上で根洗いして土を落とす
  3. 籾殻と良く混ぜて新たな鉢に植えつける
  4. 軽く水をかけ水はけチェック・用土をならす
  5. 液肥をかけてから十分に水分を切る
  6. 室内の暖かいところに設置する

6cmポットから抜いた様子。ようやく鉢の外側に根が到達した状態だ。画像のポット右側の白い縦線がティフブルーの細根です。

写真では判りにくいが、根洗いしたら500円玉程度の根量しかなかった。思った以上に少なくて焦ってしまう。こんな状態で果たして活着するだろうか?

とりあえず、お気に入り品種3品種(ティフブルー・パウダーブルー・バルドウィン)を室内に取り込んだ。パウダーブルーは以前に籾殻を入れていたのでそのまま。比較すると良くわかるが、以前配合した籾殻はだいぶ分解が進んでいるようだ。

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